山陰旅行

.07 2017 遠征 comment(0) trackback(0)
8/2-8/7
今年の夏休みは山陰に行ってきました。今回行った主なスポットは鳥取砂丘、鳥取大山、出雲大社、秋吉台、秋芳洞です。


1日目
東海道プロジェクトをほんの少し進めるために名古屋から尾張一宮まで走る。で、京都に行ってそこからバスで鳥取。鳥取駅はよくある地方都市の駅で割と立派ではあったが閑散としていた。
エキナカに砂丘の砂で作ったと思われる展示物があって、鳥取に来た実感が湧いてきてよかった。


2日目
鳥取砂丘。朝9時前には着いたのだがすでにめちゃくちゃ暑かった。この時間でも先客はちらほらいて、中には裸足の人もいたので自分も脱いでみたのだが、1分と経たないうちに足裏がやけどしそうになったので慌てて靴を履いた。











馬の背以外は全然人がいなかったが自分は東口からログインして馬の背を伝って西口からログアウトした。
馬の背に登って振り返ったらラクダが入場してくるのが見えた。馬が立入禁止になってるのは馬とラクダの仲が悪いからなのだろうか。
鳥取砂丘は生命を全く感じないのだがよく見るとハンミョウや蟻地獄などの虫がいた。

鳥取砂丘を離脱後、ひたすら西に進んで倉吉で一泊。
道中BINGO屋という物件があったのでここに報告しておく。


空港があった。誘導灯かな?


他には因幡の白ウサギの舞台とされている道の駅があったりしたが、そんなことより熱中症になってやばかった。









この日は7lくらい飲んだのに飲んだ分がほぼすべて汗になって全然トイレに行かなかった。夜中も冷房入れてるのに体が火照って、しかも喉は乾くしで全然眠れなかった。山陰の太陽からは明確な殺意が感じられる。

それでも寝る前に翌日の予定を立て直し、鳥取大山の完全敗北は回避された。


3日目
鳥取大山。最初の計画では倉吉から大山の東側の一向平キャンプ場まで走り、そこから山頂を目指す予定だったのだが、前日の夜に改めてルートを確認したところ、山頂にアクセスするには西側から登る必要があることがわかり、慌てて計画を変更。
まず倉吉から下市まで電車で行き、そこから大山寺まで走り、夏山登山道で山頂を目指した。




熱中症を引きずっていて、さらに靴紐を強く締めすぎたせいか足首が痛くて大山寺までの登りがとにかく辛かった。しかも例によってgoogle mapは舗装されていない草に覆われたありえない道を経路検索結果に出してくるし(もちろん迂回した)登山口までがとにかく大変だった。
登山を始めてしまえばいつもどおりコースタイムの半分で登れた。遠くから見ていてわかっていたことではあるが、山頂付近だけは完全に雲の中だ。視界がないのは残念だが涼しいって素晴らしい。


途中で偶然すれ違ったおじさんが南国クガイソウについて教えてくれた。夏山登山道とユートピアの合流地点にクガイソウがたくさん咲いていて、晴れていればすごくきれいなのだそうだ。




山頂はガスっていて何も見えなかったので早々に離脱。


少し下るとガスを抜けて中海、宍道湖が見えてきた。






途中まで登りと同じルートで下った後分岐して行者コースで大山寺奥の院に到着。分岐まではやたら韓国人とすれ違っていたのだが分岐後はほとんど人に会わなかった。
無事下山出来たことに感謝してお参りし、伯耆大山駅を目指す。


下りなのでガンガン飛ばせるぞ、と思ったのだが情けないことに股ずれが起きて強烈に痛みだして歩くのもやっとの状態に。しかも足首の痛みも治ってないし途中から日陰がなくなって熱中症がぶり返しそうになって地獄だった。

それでもなんとか駅について松江に行き、松江城を見物して宍道湖を見ながら出雲市に向かった。








駅に着いてから気づいたのだが、この日予約していた宿が西出雲の宿で、慌ててキャンセルして出雲市駅に取りなおした。


4日目
朝6時、外はもう明るく、熱中症はだいぶ治ってきてはいたものの若干の日差しでも十分すぎるほど暑く感じられる。
前夜と同じすき家にお世話になり、バスで出雲大社を目指す。
朝早く行ったおかげで休日にもかかわらず境内は非常に空いていた。本殿でお参りした後、人がまばらな境内をのんびり散策してきた。
ちなみに境内は鳩や雀が多く、お堂の屋根は雀の巣になっていて、手水は鳩の水飲み場になっていた。









出雲大社を離脱し、本当は旧出雲大社駅に寄って行きたかったのだが、次のバスがそこを通るかわからなかったので諦めた。
出雲市駅に戻って昼食やら湿布やらを買い込み、駅弁を買って特急に乗り込む。
特急と行ってもディーゼルで線形の悪い区間を進むのでバス並みに乗り心地が悪く、しかも車内がクソ暑かったので熱中症が完治していない身としては地獄だった。
※駅弁は美味しかった。


普通列車に乗り継ぎ、東萩ではなく萩駅で下車。
東萩と違って小さい駅だった。
そこから秋吉台北端部の宿までひたすら走った、というかほとんど歩いてしまった。


宿に着いてすぐに近くの人工温泉に入ったのだが、温水プールみたいな臭いだった。
それでも走った後の風呂はやはり気持ち良い。
宿はこじんまりした感じで田舎の別荘のような非常に落ち着く雰囲気で良かった。
宿のおじさんにトレランマップをもらって戦略を考えようとしたが結局そのまま寝てしまった。

ちなみに秋吉台のある美祢(みね)市はごぼうが特産らしく、夕食ではごぼう茶をいただいた。香り高くとても美味しかった。


5日目
まず数キロ走って秋吉台に向かう。途中の森を抜けると突然、草原に白い岩がぽこぽこ生えているカルストの台地が現れる。




少し進んでいった先の駐車場が秋吉台トレイルの入り口である。
秋吉台はドリーネといって、あちこちに穴があるのだが、その穴の上にはたいていヤブが覆いかぶさっていて完全な落とし穴になっている。
秋吉台の場合、トレイルから外れるなというのは環境保護という意味よりもそういう穴に落ちて助からなくなるリスクがある、という警告の意味合いのほうが強いようだ。
そういうことを知って改めて秋吉台を見てみるともうそびえ立つ岩が墓にしか見えない。






秋吉トレイルは道幅も広く非常によく整備されているので非常に歩きやすかった。ただ、風が妙に強く、台風の接近が感じられた。

秋吉台を一通り回った後は当然秋芳洞に入る。
洞窟というから狭い穴をくぐって行くのかと思っていたらめちゃくちゃ広く、洞窟内には川まで流れていた。
一般公開されている部分だけで1kmくらいあるのだが、それ以外にも未開拓の部分が縦横無尽に広がっているようだ。まさにダンジョンである。












秋吉台、秋芳洞の成り立ちは、昔海底で積もってできた石灰岩の地層がプレートの移動とともに上陸し、それが雨で削られて地上側は秋吉台、地下は秋芳洞になったそうだ。
地上側は何もしなければいずれ森になってしまうのだが、ここでは古くから山焼きが行われており、その際に山焼き団子というきびだんごのようなものを食べる習慣があったようで、このあたりではそれが唯一の食べられるおみやげになっている。
洞窟からバス停に向かう一本道はおみやげ屋さんは結構あるのだがびっくりするくらい石ころしか売っていない。特大アンモナイトの化石500円とかもはやありがたみがない。
特大アンモナイトの化石よりも価値のある(値段の高い)山焼き団子を片手に秋吉台を後にした。

バスで新山口に行き、そこから在来線でだらだら倉敷を目指す。
途中で広島に寄って悠長にお好み焼きを食べていたのだが、この日は8/6なのでそんなことしてる場合じゃなかった。
せっかく8/6に広島で降りたのに原爆ドームに行く時間すらなく、そのまま広島を後にしたのだった。

倉敷駅は駅前は美観地区ではないのだが、それでも素敵な感じだった。



6日目
倉敷観光といえば当然美観地区である。台風が予想より早く来日し、しかもピンポイントで自分の方に来ていたので朝から結構な雨である。
台風が早く来そうだということはなんとなくわかっていたので6時くらいに宿を出て観光していたのだが、流石にまだどこも開いていないし雨だし空腹だしで辛かった。
以前にブラタモリで取り上げられていたのを見ていたので白く美しい塗り壁の中にでーんと建っている場違いなレンガの建物(紡績所)を見て少しテンションが上がった。
美観地区は思ったよりも小さかったので2時間くらいで全体を見て、そのあたりから雨風が強くなってきたので倉敷を離脱。




そこから大阪まで再び18きっぷでだらだら進む。
大阪では新梅田食道街で串かつを食ってきた。
立ち食い形式の昔ながらな感じの串カツ屋で、さっぱりしていて美味しかった。
もはや串かつでも何でもないのだが、常連さん曰くここの一番のおすすめは唐揚げらしく、注文してみたら本当に美味しかった。

食後に大阪観光でも、と思っていたのだが台風が予想以上に本気を出してきだので慌てて撤退。
しかもその後米原トラップ(米原で乗り換えないとそのまま北陸線に吸い込まれていく)にハマって1時間ロス。
その先も台風の影響で特別快速が運休して普通列車として運行されていたりと色々やばい感じになり、ついに浜松で新幹線でワープする決断をした。
在来線がぼろぼろになる台風の中ほぼ定刻通りに運行されている新幹線はやはり流石である。


山陰旅行まとめ
夏らしい風景が見たいと思って鳥取砂丘に来たわけだが、カンカン照りだったこともあり、予想以上の夏らしさだった。はっきり言ってここまで暑いとは思わなかった。ただ、砂丘自体はそこまで広大というわけではなかった。
山陰の海岸沿いを走ったら熱中症になった。数年前に笹川流れを走った時もそうだったので、夏の日本海からはしねしねビームが出ているとしか考えられない。
鳥取大山はかなり荒々しい容貌の山だが、一般的な登山道はよく整備されていて登りやすい。ただしガレ場は多く走るのは難しい。特に下り。
朝の出雲大社は癒やしオーラが出ていて心地よかった。きっと昼間はカッポォだらけの心病むスポットと化すのだろう。
秋吉台はトレイルがよく整備されていてなだらかな斜面を自由に駆け巡れるので気持ちよかった。
その地下にある秋芳洞はとてつもなく広大な洞窟でひんやりとしていて熱中症を治す効果がある他、内部の不思議な芸術を堪能できることがわかった。

今年の夏休みも良い旅行ができた。来年の夏は四国を攻めようと思う。
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