熊野古道遠征

.12 2015 遠征 comment(0) trackback(0)
10/9, 10
熊野古道に遠征に行ってきました。久々に体力の限界に挑戦するガチ遠征です。

送信者 熊野古道



10/8(木)
木曜は早く会社を上がり、新幹線と特急を乗り継いで新宮へ。
券売機で新幹線の切符を買うのは初めてだったが1分で買えた。
浜名湖までは一度遠征で来ているのでときどき見覚えのある風景があったりして懐かしかった。
途中名古屋に下車して1時間ほど観光したが流石に1時間ではほとんど何も見れなかった。




名古屋から特急で新宮に向かう。新幹線+特急なので比較的快適ではあるが、長い。合計7時間くらい乗ってた。


10/9(金)
新宮から熊野古道の始点の那智までは電車。


海岸沿いの路線で線路のすぐ近くまで波が押し寄せているところもあったりとすごい路線だった。

熊野古道スタート。
とはいってもしばらくはただの舗装路が続く。
補陀洛山寺とか初めて聞いたのだが東京からわざわざこれを見るためだけに来たという人がいたので歴史家の間ではきっと重要なものなのだろう。

そこから少し行ったところ。この辺はこんなかんじの小さな神社が結構ある。


普通の舗装路からいかにもな感じの石畳の道に出ると那智大社は近い。


那智大社到着。さくっと全体を見て、滝も遠くから写真を撮っただけですぐに出発した。






あとで知ったのだが、この那智滝は日本三大瀑布の一つらしい。もっとじっくり見ればよかった。
なお、日本三大瀑布の他の2つは、以前のGWに行った袋田の滝と小学校の修学旅行で見た華厳の滝だ。
熊野古道を走破した翌日に日光に行ったが別に華厳の滝を見るためではない。

さて、那智大社を過ぎるといよいよ本格的な熊野古道が始まる。


ここまでは観光客で道が飽和状態だったがここから先は全く人がいなかった。



(茶屋跡って書いてあるけど跡すら残ってない)

地蔵茶屋までは数えるほどしか人に会わなかったが、なぜかその先はやたら外人が多かった。
しかも地蔵茶屋のあたりで昼寝してる奴までいた。
わざわざ海外からこんな交通アクセスの悪いところまで昼寝しに来るのだから大したものである。



大雲取を越え、小口自然の家に着いた時にはへとへと。朝食があまりに少なかったのが原因なのは疑いようがない。
廃校になった小学校の入り口で軽い昼食を取る。


ここまで割と全力で飛ばしているはずなのに標準タイム(休憩なし)の倍速しか出ていない。
倍速で行くと8時間かかるのでかなりやばい。標準タイムの3倍速くらい出せると思っていたのでかなり焦った。


小雲取はかなりのペースで越えた。


下りは全力疾走して一気に本宮に到着。世界遺産を全力疾走する日が来るとは思わなかった。




熊野本宮をざっと見たあとあまりに疲れた上、時間もかなり押していたのでここから先は基本的にR168をトレースして十津川まで進むことにした。


遠くに見える道がR168の新道。旧道はその奥にあるが写真では見えない。新道は歩道がないので線形の悪い旧道を行く。




旧道を通ったおかげでこんなものが見れた。


さすがにこのあと1100mのアップダウンをこなして16:30前に下山できる気がしなかった。(この時期は16:30でもう山の中は相当薄暗くなる。)
なんとか真っ暗になる前に十津川村に到着し、夕食をとり、昴の郷に到着。


飯屋から宿までの区間で一瞬だけR425を通ったが日本三大酷道と呼ばれるだけのことはあって、夜中は本当に真っ暗で道がどこにあるかすらわからないレベルだった。
温泉がすごく気持ちよくて風呂上がって一瞬で寝た(一応翌日の戦略は考えた)。

10/10(土)
前日の反省から、朝食はしっかり食べ(お櫃に茶碗3杯分の米が入っていたがすべて食べた)、できるだけ早く出発した。


全力で行ってもコースタイムの倍速しか出せないことがわかっていたので序盤からかなり飛ばした。
最初の10km(西中バス停まで)はR425をトレースするだけなのでここで時間を稼がないと終盤が危険だ。


みんな大好き酷道425。


いよいよハイキングコースに突入。


このあと一旦ハイキングコースから舗装路に出るが、そこをさらに進むと熊野古道の新道と旧道に分岐する。
新道の方はしばらく舗装路が続きそうだったのでこっちにしようと思ったのだが、近所のおばあちゃんが言うには新道の方は最近イノシシが荒らしてそのままになってるから旧道の方がいいとのことだったので旧道にした。
薄暗く不気味なハイキングコースを結構なペースで登った。
三浦峠に着く直前に山に入って初めて人に会ってなんかほっとした。


峠を越えて一気に下る。人が通ったあとには遭遇するとまずい動物は基本的にいないはずなので普通に走った。
途中の三十丁の水でがっつり水分補給。この先30kmの終点まで水場はない。飲めるだけ飲んで手持ちの1Lボトルをしっかり補充して出発。




ここまで標準タイムの半分より10分くらい早い程度。ほとんど貯金なし。やばい。
標準タイムは6h + 5h + 5hだが、倍速より若干遅い3h + 3h + 3hでも一応5時くらいに下山できるのでなんとかなると自分に言い聞かせて次の峠に挑む。

次の伯母子峠がこの日の一番の難関。1246mの峠だ。
一気に登った。こんな交通アクセスの悪い山なのになぜか結構人がいた。意味わからんかった。


伯母子峠からの下りはいつもどおり全力で駆け下った。おかげで3hはかからなかった。
大股バス停付近、トイレがあると書いてあったのだが見つからなかった。残念。

いよいよ最後の区間。最初に一気に登ったあとはアップダウンは少なそうだ。
というわけで序盤は少しゆっくり行く。
登り切ったところから舗装された林道になるのでここぞとばかりに全力で飛ばす。




林道からハイキングコースに入って少し進むと今度はR371に出るのでまた全力で飛ばす。
R371を離脱して再びハイキングコースに入るのだが、赤い鉄橋を渡ってから丁石までの区間で少し迷った。


というか丁石見つからなかったので合ってるかわからないままひたすらそれらしきハイキングコースを登っていったら薄峠に着いた。
薄峠から先は微妙に舗装された道なのでここも当然全力で飛ばし、無事、金剛三昧院に到着した。




とにかくつらい世界遺産であった。

せっかく来たので金剛峰寺もざっと見た。(内部を拝観できるのは16:30までだったのだが20分ほど遅かったためざっとしか見れなかった。)




ケーブルカーで帰るつもりだったのだが、どうやらケーブルカーの駅には徒歩で行けないらしく、誘導されるまま走っていたら極楽橋に着いてしまった。
予定の電車に乗れたからいいけどね。

翌日は伊吹山に登るつもりだったのだが米原付近の宿が全く空いていなくて仕方なく大津に泊まった。
筋肉痛がひどくて階段降りるのが苦痛なレベルだった。

10/11(日)
せっかく大津に泊まったので午前中は京都嵐山を観光してきた。




この日は日光に泊まることになっていたので午後新幹線で東京に戻り、そのまま日光へ。
日光に着いた頃には筋肉痛はほぼ治っていた。自分でもびっくりした。

10/12(月)
男体山に登った。今年3つ目の日本百名山。








この4日間、天候に恵まれたのが本当に良かった。
特に一番辛い熊野古道2日目が曇りだったのが非常に助かった。カンカン照りだったら道中で水が不足していたかもしれない。
逆に男体山の日はすっきり晴れていて日本アルプスまでうっすら見えて最高だった。
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